北海道ありがとう!

20110402170129photo/Kaory


北海道ツアーから無事に帰宅しました。
ニセコ、釧路、足を運んでくれた皆、本当にありがとうございます。
メンバー、スタッフ、関係者、協力者の皆様本当にお疲れさまでした。
私個人的には行って良かった。
大自然にも人々にもエネルギーをもらいました。



今回のLIVEでは暗くなってしまうかもしれないけれど
本当の気持ちも話させてもらいました。
被災地で今頑張ってる人の為に何が出来るのか?
そして原発がどうなのか?
原発に関しては悲しい想いをして来た人が多くいる事も事実。
今回の事で多くの人が命をおとし、
日本中が恐怖に怯えて暮らしているのも事実。
だから、北海道の人にも日本を助けて下さいとお願いしました。
出来る事頑張って欲しいと。。。
ここまでの事を食い止められなかった悔いばかり残る今の自分の様になって欲しくないと。。。



ただ、私の言葉が足らなかったようで凄く反省。
「震災以来そん言葉ばかり言われて正直もう勘弁して、、って感じ」
そんな気持ちも聞きました。
日本中がそれぞれの立場で踏ん張っている時に、言葉足らずでしたごめんね。
今、立ちはだかる壁が大きすぎて日本中揺さぶられていますね。
UstreamLiveでも話した、
「出来る人が出来ない人を助ける。出来る人の出来ない部分は別の出来る人が助ける、その出来る人の出来ない部分はまた別の出来ない人が助ける、、」
頑張って、、とはそんな意味でした。
助けると言うよりは、個人の得意分野をより極めてほしい!
そして足りない人を非難しない。自分のことも他人も足りない事を非難しない。
隣の人の足りない部分はその得意分野で補えるのなら補ってあげる。
小さな事でも連鎖すれば大きなエネルギーになる。。と思っています。
勘弁して欲しい、、と伝えてくれてありがとう。
その後に君達が語ってくれた”自分の出来る事、、”ってのがまたワクワクする事ばかりで感動したよ!
頼んだよ!よろしくね!愛してるぜ〜。



移動中に立ち寄った居酒屋の後ろの席で
サラリーマンが原発の話をしていました。
「被災地も関東もアウトでしょ!もう隔離だね、、アウト!乾杯!」
と盛り上がってました。
気持ちはわかります。。
数日家を離れただけで私自身もこの場が安全でない場所の様な恐さを正直感じました。
そういう風に思われている事も重々承知しています。
海外からは日本全土がそう思われている事も。
でも帰宅後思いました。。
私達首都圏に暮らす人間は、水も空も空気も汚れたこの土地で
長い間暮らしてきました。
自然を汚してしまったその責任はこのタイミングで多いに反省しなければなりません。
原発には反対しながらもこうなる前にくい止められなかった自分にも反省しなければなりません。
ただ、震災前から人間が住む場所ではないと言われ続けられていたこの土地で
必死に生き抜いて来た人々に私は勇気をもらっていました。
笑顔も引きつりながら生き抜いている人間に涙が出ました。
満員電車でギリギリな顔したサラリーマンのおっさんが美しくて美しくて涙が出たのです。
そんな感情から産まれた曲が沢山あります。
だから美しさにも色々あるのだと思います。
これから一番目指さなければならないのは、
人間からも自然からも美しさが噴射する共存ですね。
ここから始まります。


今は被災地の方が平穏な生活に一日でも早く戻れる事
原発の事態が終息する事が大優先。
そして、今後やってくるであろう人間模様に対してもふんどし締め直さなければなりませんね!
ふんばりましょう!



今回のツアーで場所を提供してくれた
ニセコ玄天カフェ、釧路bar-Bros、
PA白石さん、あきうさん
対バンのやだ君、ギターの宮下君
協力してくれた、ニセコけん画伯&みぅら、moiwa-curry カオリー、パウダーカンパニー高久ファミリー
まこちゃん、だいせい、おさむちゃん、のぶくん、、、、みんなみんな
そして、
このツアーをまとめてくれた、ニセコのムーキー、釧路replay-store 志田君
本当にありがとう!お疲れさまでした!



今回のツアーで集められた収益は一部ではありますが、必ず被災地に届けます。
追ってその報告もさせていただきます。


☆釧路のライブから3日後、釧路replay-store 志田君ファミリーに新たな命が産まれました。
ライブが終わるまで待っててくれたんだね、、産まれて来てくれてありがとう!
そんな中踏ん張ってくれた志田君ファミリー。。本当にありがとう!