リアルな情報はストンっと楽になる。


春の田中優さんの講演以来なかなか足を運べていませんでしたが
先日、広瀬隆の講演、森田省一(福島県双葉町)、長谷川健一(福島県飯舘村)の講演等、
とても有意義な「東京フクシマ会議」より帰宅。
広瀬さんの講演では発表される数値と現実にどれだけ差があるか?
魚の事、土の事、水の事、本当に勉強になりました。
最初から発表等というものを信じてはいませんが、どれぐらい上乗せして考えればいいか、、、
苦しくもありますが、これが自分の中で指標にできるのは確かですから逆に楽になりました。
信じていないのに、知らず知らず洗脳されていたな、、と身震いします。
苦しさを和らげたいあまり自分が自分を洗脳して行く、、、とも言えるのかもしれません。
苦しい事を抱えて身体に必要以上のストレスを与えないように忘れていく、、
絶妙な脳の仕組みなんでしょうね。
ただし、今回のこの事態に関してはそれは命取り。
どうなの?どうなの?と気持ちがさ迷うのは時間の無駄ですしね。
そういった意味でも、食品の問題、地震のプレートの問題など
日本全国どこにいても実感がないということが心にも身体にも一番危険なのだと教えられました。


福島のお二人の話は声を出して泣かない様にするのも必死でした。
お話の中には広瀬さんの講演同様、TVでもネットでも聞いた事があるお話もありました。
胸をえぐられる思いで牛を手放す話、自ら命を絶った方々のお話、
311直後から情報の隠蔽が始まっていた事。
でも、身体と心が反応する何かはネットで見ていた事とは別物でした。
ストンっとする落ち方も違います。
わかった気になっていた自分にも多いに反省です。
福島の方々を何とかしなければ、、という思いも
乱暴な言い方になりますが、所詮、体感しなければ相手の気持ちなどわからいのが人間です。
リアルな声を聞くことでやっと少しだけ追いつけるのかもしれません。
力が湧くのかもしれません。
遠方までいらしていただいて本当に感謝しています。


最後に
このような会を開いてくれたGAIAの方々にも大変感謝しています。
会場でいただいた新聞の中でふれていたGAIAで取り扱う食品の放射線量検査結果も、
OKだけではなく全て公表されていてリスペクト。
広瀬さんのお話でも来年は更に難が待ち受けていますね。
第二部の意見交換会には時間の都合で参加出来ませんでしたので
また機会があれば、これからも貴重な情報をシェアーしていただけたら助かります。


英和辞典によれば
Share=人と共有する, 分担する,供する,話す
ボタンをポチっとするとは書かれていませんね。
実感です。


上を向いて歩きましょう!!


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